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2017年10月24日

ー社内不倫の発覚で新たに生じた三角関係のもつれー

2015年09月28日

社長からの特命を受けて調査依頼

 

純愛にせよ、不倫にせよ、オフィスラブというものは世の中に当たり前のように存在します。しかしこれが一歩進んで職場内の三角関係となると、俄然厄介な話になってくるものです。人間関係がこじれると会社の業務にも支障を来しかねません。

 

当然ながら経営者がこれを察知した場合には、組織を守るために問題解決に努めることが必要となります。今回紹介するのは企業からの調査依頼を受けての事件ファイルです。

* * * * *

過日、食品販売会社のA社(本社・長岡市)からご連絡をいただきました。「社員のことでご相談したいことがある」というのです。

 

面談当日、当調査事務所に現れたのはA社で総務課長を務める西脇健志さん(仮名・34)でした。西脇さんはこうおっしゃいます。

「総務担当というのは会社の備品購入から宅配給食の手配、玄関先の鉢植えの手入れまでやる、いってみれば”社内の便利屋”のようなものです。その一環で今回、私は弊社の社長から特命を受けて調査依頼をさせていただくことになりました。

 

会社には従業員が30名ほどいますが、調査依頼の件を知っているのは社内で社長と私の二人だけです。弊社の社長も”所長さんによろしく伝えてほしい”と申しておりました」

 

スーツをビシッと着こなした西脇さんは穏やかな語り口が印象的で、誠実さがひしひしと伝わってきます。経営トップから全幅の信頼を寄せられるだけのことはあるな、と私は感じました。

 

そして西脇さんの話は核心におよびます。

「実は弊社に在籍する二人の男女について調査していただきたいのです。弊社の社長は二人の社内不倫を疑っています。男性は妻子持ちの有賀遼平(同・45)、女性はシングルマザーの桐沢絵美(同・40)です。“二人の関係”を怪しんでいるのは社長だけではなく、他の社員も感づいて噂しています。

 

社長としては、社内不倫は職場のモラル低下につながり、ひいては他の従業員の業務にも支障を来すと考えています。いずれにしても”二人の関係”が噂通りなのかどうか調査していただきたいのです」

 

日常的に調査業務に携わっていると、数え切れないほどの社内不倫を目の当たりにします。私の経験上、その多くは人知れず深く潜行するのではなく、むしろ周囲の目にバレバレと映ることが多いように思われます。

 

同じ職場内の不倫カップルは付き合い始めこそ他人の目を気にして慎重に行動しますが、それがいつしか周囲が赤面してしまうほど大胆になってくるものです。気が付くと二人でアイコンタクトを取り合っているとか、仕事を名目にして急に同行する機会が増えたとか…。

 

昔から「恋は盲目」といいますが、恋愛をすると当事者たちは常識的な判断ができなくなったり、理性を失ったりするのでしょう。ましてそれが純愛ではなく、不倫愛ともなれば周囲に与える悪影響は甚大といわねばなりません。

 

社内不倫が横行して職場のモラルが低下し、真面目な社員がやる気を失うような事態に陥ってしまうようなことにでもなれば、会社にとってはまさしく命取りです。…続きは本誌にて

 

 

 

 

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