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2017年08月19日

高橋秀山 生誕120年記念で顕彰へ

2012年03月01日

旧制新発田中学柔道部を全国制覇に導いた指導者

 

県内のスポーツ界で全国制覇した例は多くあるまい。今から81年前、旧制新発田中学の柔道部を全国制覇に導き、自身も全日本選手権で優勝した高橋秀しゅうざん山。その生誕120年を機に、顕彰活動が動き出そうとしている。

 

県立新発田高校の前身は明治29年創立の旧制新発田中学。その〝芝中〞が、かつて柔道で全国制覇を成し遂げたことは、残念ながら今それほど知られてはいない。

 

昭和6年9月、芝中は東京学生連合会が主催した全国中等学校柔道争覇戦で、見事優勝に輝いた。決勝戦の相手は日大三中。当時、柔道部を指導したのが高橋秀山で、自身も同年に講道館が主催した全日本選手権で優勝した。その決勝戦は御前試合だったという。

 

高橋秀山は明治25年、秋田県生まれ。駒澤大学中退後、柔道の総本山である講道館に入った。そこで「空気投げ」で知られ、「柔道の神様」と言われた三船久蔵(十段)の指導を受けた。芝中に赴任したのは大正11年のこと。その後、23年4カ月在職した。

 

 秀山の思い出を、芝中OBが綴っている。〈先生は修身、柔道の担任。その性格は豪放磊落、古武士的な人であった〉〈在校中の感激は、何といっても第一回全国中学柔道大会で柔道部が優勝したこと。登校すると全員が駅前に集合。夜行で着いた選手の手に真紅の優勝旗が握られていた(中略)あの高橋秀山先生が涙ながら、〝諸先輩のおかげです〞と報告〉(『新潟県立新発田高等学校創立百周年記念誌』より).....続きは本誌にて

 

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