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2017年07月27日

『一病息災』

2015年02月27日

p103isi松村醫院院長

松村 健一郎 氏

■医師データ
昭和59年、新潟大学医学部卒。水戸済生会病院、長岡中央病院、新潟労災病院などを経て平成16年に開業。

 

 

 

 

病気を治療するのは医師ということになるのだが、病気から自分を守るのは…。これは自分ということになるのだろう。持病が無いに越したことはないが、何か病気を患ってしまったら、それ以上悪くならないように、普段からの摂生なり、病気を遠ざける努力が必要だ。今回は、未病の段階から注意することなどを取り上げる。解説は松村醫院の松村健一郎院長にお願いした。

 

「よく無病息災が理想だと言われます。もちろん、病気が無いに越したことはありません。

しかしながら、何か病気を持っていた方が健康に注意するようになる、という指摘もあります。私もこの考え方には賛同します。“一病息災”ということわざもあり、全く病気を持たず健康な人よりも、持病の一つくらいある人の方が病気に気を配り、かえって長生きするということです。

 

誰でも年齢を重ねるにつれ、高血圧や脂質異常、糖尿病など生活習慣由来の疾患を発症する危険性が高くなってきます。

 

私は脳神経外科の専門医としての病院勤務が長かったのですが、その当時、自覚症状がほとんどないため、血圧や血糖値が高くてもあまり日常生活に留意しないでコントロール不十分な状況が続き、突然脳出血などで病院に救急で運ばれてくる人が多くいました。緊急で血腫除去・減圧開頭手術などをして一命を取り留めることができても、後遺症が残って半身麻痺や失語症、寝たきりの生活を送らざるを得ないことも少なくありませんでした。病気を気にしないのではなく、生活習慣の見直しや薬を正しく服用するなど、上手に付き合っていくことがとても大切なことなのです。

 

病気が軽症のうちは治療も比較的容易ですが、…続きは本誌にて

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