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2019年07月21日

四半世紀を無駄に使った2014年問題の「何を今さら」

2014年10月29日

北陸新幹線延伸に伴い、本県が人口・経済などあらゆる点において大打撃を被るのではないか。新潟は空洞化する恐れがあるのではないか。それが「2014年問題」の要点だった。少なくとも新潟市を見渡せば、問題を打開できるような光景にはなっていない。1990年から動き出していた2014年問題に対する”無動”ぶりを振り返る。

 

遅きに失した

 

2014年問題だけをクローズアップすると、問題が見えなくなる。

 

様々な議論を集約すると、最大のテーマは「新潟の拠点性を高める」になろう。

 

その事業の中に、上越新幹線の新潟空港乗り入れ、新潟駅周辺整備・連続立体交差事業、新潟港整備、まちづくり・市街地再編、交通網の整備といった計画がある。

 

計画は個々にあるが、単体で進めては意味がない。新潟を拠点化する、拠点性を高めるなら、一体となった取組が必要だ。

p38

 

こうした思いを1990年にまとめあげた人物がいる。元国鉄マンで、現在は五十嵐建設工業(新潟市江南区)社長の五十嵐豊氏だ。

 

上越新幹線の空港乗り入れ計画、新潟駅立体交差事業、高架化に伴う高架下の利活用計画、現在、その実現に対する賛否が喧しいBRT計画などを24年前にまとめていたのである。「新潟の拠点性向上は言うに及ばず、太平洋側に大災害が起きたとき、新潟こそ物流などあらゆる面で首都の代替機能を果たす。そういう思いがあって立案しました。あれから四半世紀。今なお何も実現しちゃいない。2014年問題? 何をいまさら、というのが私の感想です。もっと言えば、アホらし、ですよ」

 

何も進展のなかった現状を、大きなタメ息をついて嘆いた。…続きは本誌にて

 

 

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