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2024年04月19日

─ 人妻を専門に狙う文無しのスケコマシを告発する─

2013年02月28日

突然、離婚を切り出した妻

 

地元新潟でかれこれ20年ほど調査業務に携わっていますが、依頼者から「調べてほしい」と言われたターゲットがかつての調査対象者だったといったケースがままあります。「またこの男か、困ったものだ」といった具合に…。

 

今回紹介する事件ファイルに登場する男がまさにそれで、当事務所は昨年、彼に対する二度目の身辺調査に着手。その悪行はもはや常習化しているといわざるを得ません。誤解を恐れずにいいますと、やることが〝不倫のルール〞を大きく踏み外しているのです。読者のみなさんへの注意喚起の意味も込めて、詳しくリポートします。

 

今回の調査依頼者は下越地区にお住まいの岩井隼人さん(仮名・41歳)。当事務所にお見えになられたのは昨年9月のことです。

 

聞けば、妻の里香さん(同・35歳)が隼人さんに突如として離婚の意思を申し出るや否や、勝手にアパートを借りて家を出て行ってしまったといいます。

 

隼人さんが切り出します。「いきなり妻が離婚したいと言い出し、さらには小学5年の一人息子を連れて家を出て行くというのです。私としてはまさに青天のへきれきでしたから当然、離婚には応じませんでした。でも妻の意志は固く、放っておいたら子供を連れて姿をくらましてしまう心配もありましたので、私は離婚には断固応じないかわりに、妻に対して子供を連れての別居を認めるという苦渋の選択をしたのです」

 

隼人さんに離婚を切り出す直前に、里香さんは長年勤めていた会社を退職していたといいます。また新居についてもその時点でほぼ手当て済みだったそうです。「妻が新たに借りたアパートは自宅から30㌔以上も離れた場所にあることから、私が〝なぜ子供を転校までさせて、そんなに遠い所にアパートを借りる必要があるのか?〞と尋ねると、妻は〝自宅の近くでも物件を探したけれど、こっちの物件のほうを気に入ったから。あなたの顔を見ると包丁で刺したくなる…〞などの不安定な言動を連発します。

 

当然、子供には会わせてくれません。私は子供のことを気遣いながらも妻の精神状態が心配で迂闊にはアパートには近付けないのです…。小5の男の子といえば多感な年頃ですから、その子を連れての別居ですし、妻に男がいる可能性は低いのかもしれませんが…」

 

当初、隼人さんとしては里香さんの男性関係の調査は念のためという側面が強く、転校もあったことから、なおさら最初は子供の安否が占めるウエイトのほうが大きかったのですが、いずれにしてもまず私たちはただちに調査を開始することとしました。

 

ハナから居住地が分かっている案件だけに、真相が判明するのは時間の問題ではありました。

 

そして結果は―。幸い5年生のお子さんは新しい友達とも上手くやっており、学校生活に関しては順調のようでした。しかし、里香さんに男性の影アリ―。

 

里香さん宅には自分の息子だけでなく、不倫相手の男性も同居していることが判明したのです。こうした報告を聞いて隼人さんが激怒しないわけがありません。

 

「妻は要するに、ほかに男が出来たから私と離婚したいと? そしてこともあろうに可愛い息子まで巻き込んで同棲とは…。息子の気持ちを考えると…」  (隼人さん)

 

里香さんの母親としてのモラルはいったいどこへ行ってしまったのでしょうか? そして彼女を狂わせたものとは?

 

その答えを見つけるためにも、私たち調査員は男の素性を徹底的に洗い出すのみです。…続きは本誌にて

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